抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,日本の農業者が利用しているICTシステムの多くは税務処理やトレーサビリティ管理など国や流通業などの「非農業者」側が必要としている仕組みである。著者らはこの現状を踏まえた上で,最新技術(センサ,無線,クラウド)の導入・農業分野へのアプローチの抜本的見直し・ビジネスフィージビリティスタディを柱に真に農業分野に役立つクラウドサービスの仮説モデルを立て,国内の生産法人2社に協力いただいて実証実験を行っている。また,その仮説モデルは農業分野だけにとどまらず医療・介護,保守など現場業務と共通部分が多く,横展開を見据えた活動も行っている。本稿では,実際に農業現場で得られた知見とその後の分析に基づき,農業とクラウドの親和性および実証で用いた技術の他分野への応用に関して論述する。(著者抄録)