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J-GLOBAL ID:201002227057056506   整理番号:10A0351650

光触媒の研究開発と応用 光触媒用光源の現状

著者 (1件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 39-41  発行年: 2010年04月12日 
JST資料番号: F0136A  ISSN: 0386-5576  CODEN: DZAOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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光触媒が当初予想されていたほど普及していない理由の1つは,酸化チタン光触媒が紫外線のみで励起されるのに,紫外線の少ない屋内に無理に応用しようとしたことである。しかし,数年前に可視光で励起できる酸化チタン光触媒の改良品が開発され,さらに最近,酸化チタン以外の原料を用い,より長波長の光で励起できる材料が発表され,市場拡大が期待されている。これらの新しい光触媒は屋内の消臭,抗菌効果などを目的としており,窓際の太陽光以外は照明光源に含まれる紫や青の光で励起される。本稿では光触媒の励起光の視点から,紫外線光源の現状と最近の照明用ランプの動向と性能評価での問題点を紹介する。光触媒用の紫外線光源としては,近紫外光(UV-A:波長315~400nm)を発光する紫外線蛍光ランプが使用されている。その他の紫外線光源としてはUV-LEDが注目されており,壊れにくく,駆動電圧が低いなど使いやすい光源だが,発光効率が低いためあまり使用されていない。屋内照明用としては蛍光ランプが一般的であり,昼色光は電球色に較べ青色成分が多い。LEDランプは青色光が多いので可視光励起光触媒に適した光源である。最近開発された可視光応答形光触媒は,これらの屋内の照明光で十分性能を発揮できるものである。特に抗菌,抗ウィルスや消臭効果は最近のニーズに合っており,塗料やフィルムが商品化されて大きな市場になると期待される。
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分類 (1件):
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光化学一般 
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