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J-GLOBAL ID：201002227065005660   整理番号：10A0318907

水循環から医薬品を除去するAOPsの効率,コストと利点

Efficiency, costs and benefits of AOPs for removal of pharmaceuticals from the water cycle

著者 (6件)： TUERK J. (Inst. Energie- and Umwelttechnik e.V., Duisburg, DEU) ,  SAYDER B. (Fraunhofer Inst. for Environmental, Oberhausen, DEU) ,  BOERGERS A. (Inst. Energie- and Umwelttechnik e.V., Duisburg, DEU) ,  VITZ H. (Inst. Energie- and Umwelttechnik e.V., Duisburg, DEU) ,  KIFFMEYER T. K. (Inst. Energie- and Umwelttechnik e.V., Duisburg, DEU) ,  KABASCI S. (Fraunhofer Inst. for Environmental, Oberhausen, DEU)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 4  ページ： 985-993  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水循環系への医薬品の流入を防止するために,先進酸化プロセス(AOPs)による医薬品除去の試験を,実験室からパイロット規模まで行った。AOPsとして低圧又は中圧水銀灯を用いたUV/H₂O₂とオゾン処理を用いて,実験室試験で7つの細胞増殖抑制剤と6つの抗生物質を添加した病院廃水を処理した。この3つのAOPsはすべて活性医薬品を99%以上除去すると共に,umuC試験による毒性評価でも毒性が99%除去されたことを示した。更に,シクロホスファミド,カルバマゼピン,スルファメトキサゾール,クロラムフェニコールとシプロフロキサシンを添加した廃水のAOPs処理のパイロット試験を行った。これらの結果,AOPsは比較的簡易で効率もよく費用効率のよい技術であることを明らかにした。しかし,廃水処理施設に流入する医薬品の80%以上が家庭からであるため,廃水処理施設へのAOPs導入が必要であることを指摘した。

シソーラス用語： 廃水処理 ,  化学的水処理 ,  オゾン処理 ,  紫外線照射 ,  過酸化水素 ,  *薬物 ,  *水循環 ,  パイロット試験 ,  毒性試験 ,  ミクロバイオアッセイ ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  有機塩素化合物 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール ,  ジオール ,  第二アルコール ,  アミン ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル ,  リン複素環化合物 ,  脂環式化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  ケト酸 ,  芳香族アミン ,  スルホンアミド ,  第一アミン ,  抗生物質
準シソーラス用語： umu試験 ,  *先進酸化プロセス

分類 (1件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

物質索引 (5件)： カルバマゼピン ,  クロラムフェニコール ,  シクロホスファミド ,  シプロフロキサシン ,  スルファメトキサゾール

タイトルに関連する用語 (3件)： 水循環 ,  医薬品 ,  利点