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J-GLOBAL ID：201002227126971394   整理番号：10A0914678

模擬コンクリート壁体を用いた各種非破壊試験方法の適用例について

Applications of Some Non-destructive Test Methods to a Sham Concrete Wall

著者 (2件)： 蟹谷真生 (石川工高専) ,  竹本邦夫 (石川工高専)
資料名： 石川工業高等専門学校紀要  (Memoirs of National Institute of Technology, Ishikawa College)
号： 42  ページ： 59-70  発行年： 2010年03月23日 
JST資料番号： S0861A  ISSN： 0286-6110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリートの強度の判定は,一般的には,円柱供試体を作成し,圧縮強度試験を行うが,実構造物とは施工条件や養生条件が異なるため,品質を完全には把握できない。また構造物から直接コアを採取して試験する方法があるが,採取場所や採取する数量に制約がある。そこで,能率的で簡便に調査・診断が出来る非破壊試験方法が,提案されている。本研究では,代表的または将来の利用が有望視されている,2,3の非破壊試験について,その煩雑性,測定者の熟練度等が,測定精度に及ぼす影響を明確にするために,実構造物コンクリートを模擬して,製作したコンクリート壁体に対する,非破壊試験の測定結果を比較検討した。採用した測定方法は,シュミットハンマー,超音波法,電磁誘導法,自然電位法,およびサーモグラフィー法だった。

シソーラス用語： *壁 ,  *コンクリート ,  *非破壊検査 ,  *圧縮強さ ,  試験装置 ,  超音波診断 ,  電磁誘導検査 ,  自然電位法探査 ,  サーモグラフィー ,  硬さ試験 ,  速度 ,  *鉄筋 ,  位置 ,  探査 ,  解析 ,  熱画像 ,  被り厚さ ,  *コンクリート壁 ,  リバウンドハンマ ,  伝搬速度 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： シュミットハンマ ,  鉄筋探査機 ,  伝播速度 ,  熱画像解析

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (3件)：

• 1)阪神高速道路公団監修:都市高速道路の建設・管理における非破壊検査概説,理工図書(2000年)
• 2)社団法人日本コンクリート工学協会:コンクリート診断技術[基礎編],報光社(2006年)
• 3)小林一輔編集,魚本健人,加藤潔,広野進:コンクリート構造物の非破壊検査,森北出版(1990年)

タイトルに関連する用語 (2件)： コンクリート壁体 ,  非破壊試験