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J-GLOBAL ID:201002227148543531   整理番号:10A1753451

カーボンナノチューブに拘束されたイオン液体1-n-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミド([hmim][Tf2N])中へのCO2とH2収着の分子シミュレーション

Molecular Simulations of CO2 and H2 Sorption into Ionic Liquid 1-n-Hexyl-3-methylimidazolium Bis(trifluoromethylsulfonyl)amide ([hmim][Tf2N]) Confined in Carbon Nanotubes
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 46  ページ: 15029-15041  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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(20,20)と(9,9)カーボンナノチューブ(CNT)が拘束したイオン液体(IL)と拘束がガス吸収に及ぼす効果を調べるため原子論的シミュレーションを使用した。ILには1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミド[hmim][Tf2N]を用い,ILへCO2とH2収着を調べた。CNT中カチオンとアニオンは高秩序構造を示した。高IL負荷でカチオンは(20,20)CNT壁近くに吸着し,一方,アニオンはCNT中心に吸着する。CNT中IL分子は対応するバルクIL分子よりも約1~2桁大きい自己拡散係数を示す。CNTとILからなる複合体中CO2とH2ガスの収着はH2分子がCO2より約1.5倍速く拡散することを指示した。対照的に,H2はCNTとバルクIL両者中CO2より約10倍速く拡散する。CNTはCO2とH2両者に対する複合材料に従う最大量の収着を示し,ILは最低ガス収着を示す。昇温すると収着CO2量は三種の系(IL,CNT及び複合材料)すべてで減少し,一方,H2収着はIL中で増加し,CNT中で減少し,複合材料中であまり変化しない。複合材料はILとCNT両者よりもCO2/H2に対する高収着選択性を示す。IL分子が好ましい負の移動エネルギーにより拘束のもとでCO2中に溶解できることは極めて興味深い。しかしながら,拘束なしの場合IL分子は極めて大きな正の移動エネルギーによりCO2中に溶解しない。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
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