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J-GLOBAL ID：201002227210467448   整理番号：10A0446461

洪水水の利用の実現可能性と定量化解析

Feasibility and Quantification Analysis of Floodwater Utilization

著者 (6件)： XU Shiguo (Dalian Univ. Technol., CHN) ,  XU Shiguo (Kyushu Univ., JPN) ,  DING Yong (Dalian Univ. Technol., CHN) ,  JINNO Kenji (Kyushu Univ., JPN) ,  LI Wenyi (Yellow River Conservancy Commission, CHN) ,  HIROSHIRO Yoshinari (Kyushu Univ., JPN)
資料名： Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web)  (Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web))
巻： 70  号： 1  ページ： 1-18 (WEB ONLY)  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： U0093A  ISSN： 1880-148X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国では過去20年間に生じた大規模な経済開発に関連して水不足問題が急速に増加した。中国北東部などのモンスーン地帯の降雨を評価したところ,そのような地方では不均一な降雨分布がしばしば短い降雨期間中の大規模な洪水被害や長期にわたる乾期中の深刻な水不足を引き起こしていることが明らかとなった。したがって,中国で増加する水需要を満たすために洪水の水を使用することは,可能なことかも知れない。本研究ではSonghua川を例に取り,自然特性と洪水水を水資源として利用することの実現可能性を評価した。さらに,一般的には河川制御施設の建設に適した地点を含んでいない河川の中流部あるいは下流部における洪水水の利用を検討するために定量的な方法を開発した。本研究の結果は以下の通りである。(1)モンスーン降雨地域では洪水がシステムに入る年表流水の大部分を構成している。したがって,洪水水の水資源の利用が必要である。(2)河川水を4つ,つまり,環境水,安全な水,リスクのある水,災害水に分割することは洪水水の利用に関する定量解析を可能にする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *洪水 ,  *水資源 ,  *水利用 ,  河川水 ,  利用 ,  中華人民共和国 ,  モンスーン ,  降雨 ,  水不足 ,  水需要 ,  実用化試験
準シソーラス用語： 有効利用

分類 (2件)： 水利用,その他  (RC11030Q) ,  河川調査・計画  (RC12020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 洪水 ,  実現可能性 ,  定量化 ,  解析