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J-GLOBAL ID：201002227290441843   整理番号：10A0986875

高周波熱処理の高性能化,W-Ecoのさらなる進化を目指して

著者 (3件)： 川嵜一博 (高周波熱錬) ,  三阪佳孝 (高周波熱錬) ,  生田文昭 (高周波熱錬)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 50  号： 4  ページ： 368-376  発行年： 2010年08月28日 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高周波熱処理技術の現状と今後の課題を,本熱処理協会2010年シンポジウムでの熱処理ロードマップにアンケート結果などを補足し作成した。本熱処理法の特長をインライン化,部分加熱,省エネルギー,高疲労強度と優れた摩擦磨耗特性,複合処理,及び大型部品の熱処理から解説した。本方法の課題と問題点として,加熱コイル使用,焼入れ冷却,及び設備コストから解説した。横断的課題としては,鋼材,熱処理シミュレーション,高周波焼戻し,及び品質管理システムを論じた。国内での最近の動向を,工業所有権,学/協会発表などから分析した。高周波熱処理法は二酸化炭素発生が少なく,省エネルギーな方法であり,活発な諸開発活動が必要と結論した。

シソーラス用語： 設備 ,  *誘導加熱 ,  インライン処理 ,  省エネルギー ,  疲れ強さ ,  インダクタ ,  制御冷却 ,  産業財産権 ,  地図 ,  耐摩耗性 ,  減少 ,  冷却剤 ,  *高周波焼入 ,  変形 ,  歪
準シソーラス用語： 技術ロードマップ ,  熱処理設備 ,  二酸化炭素削減 ,  熱処理変形

分類 (2件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (WA01082V)

引用文献 (35件)：

• 川嵜一博. 4.1高周波熱処理作業. 熱処理技術入門. 1998, 272
• 川嵜一博. 浅田賞受賞記念講演・解説. ふぇらむ. 2005, 10, 7, 27
• 川嵜一博. 日本熱処理技術協会第62回講演大会講演論文集 "河上・赤見記念講演", 2006. 2006, 57
• 川嵜一博. 第28回出光興産主催/熱処理研究会, 2005-3. 2005
• 川嵜一博. 第259回塑性加工シンポジウム 2007-9. 2007

タイトルに関連する用語 (4件)： 高周波 ,  熱処理 ,  高性能化 ,  進化