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J-GLOBAL ID:201002227330561405   整理番号:10A0978761

ReS2の高圧X線回折研究

High pressure X-ray diffraction study of ReS2
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号: 11  ページ: 1571-1575  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0202A  ISSN: 0022-3697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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室温でダイヤモンドアンビルセル中その場シンクロトロンX線回折により,二硫化レニウムReS2の高圧挙動を51.0GPaまで研究した。結果はReS2三斜晶相は11.3GPaまで安定で,その圧でReS2は新しい高圧相に転換したが,これは空間群P6m2の六方晶格子と暫定的に同定した。高圧相はこの研究の最高圧(51.0GPa)まで安定であり,大気圧に脱圧して消えなかった。三斜晶相の圧縮率は異方性を示し,層内方向より層間方向により強い圧縮性を持つことを意味し,これにより弱い層間van der Waals相互作用と強い層内共有結合の性質が示される。圧力を高くした場合の単位胞角の最大変化は,βの増加であり,圧縮によるレニウム原子の周りの硫黄原子の回転を意味する。三斜晶相の実験データを三次のBirch-MurnaghanのEOSに適合して,K OT=23±4GPaの体積弾性率が,圧力微分K OT′= 29±8と二次微分K OT=49±3GPaと共に得られた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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固相転移  ,  固体の機械的性質一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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