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J-GLOBAL ID：201002227418799134   整理番号：10A0181057

ビジネス・イベント処理のためのモデリング手法

著者 (3件)： 石井旬 (日本アイ・ビー・エム アドバンスト・テクノロジー・セ デザインセ) ,  蓮見竜太 (日本アイ・ビー・エム) ,  榎本聡 (日本アイ・ビー・エム ソフトウェア研)
資料名： PROVISION  (PROVISION)
号： 64  ページ： 96-103  発行年： 2010年02月03日 
JST資料番号： L4063A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イベント処理の企業システムへの適用において,イベントを見いだす作業は,想定が容易なイベントは導出できても,ビジネス全体の価値向上を目的として網羅的に,かつ効果的なイベントを導出することは,これまで体系的な手法がなく困難であった。本論文では,IBMが提唱するビジネス・イベント処理(BEP)に焦点を当て,BEPソリューション構築おいてビジネス・イベントを導出し定義する手法を提案する。この手法はビジネス・イベントと密接な関係があるビジネス・プロセスとビジネス・エンティティーの状態遷移に着目してビジネス・イベントを導出し定義するところに特徴がある。この手法によりイベント処理を活用しようとする企業が,単なるイベント処理ミドルウェアの導入と局所的なイベント活用に陥ることなく,網羅的かつ効果的なイベント識別を基礎にしたビジネスの価値向上を実現するBEPソリューションを構築することが可能になる。(著者抄録)

シソーラス用語： *イベント ,  事業 ,  *経営管理 ,  過程 ,  状態遷移図 ,  *ミドルウェア ,  付加価値 ,  情報処理 ,  モデリング ,  企業
準シソーラス用語： IBM ,  イベント処理 ,  *ビジネスイベント ,  ビジネスプロセス

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

引用文献 (11件)：

• Schulte, Roy Gartner Research:“Event Processing: Enhancing Business Applications Through EDA”(Gartner SOA Summit 2007).
• Schulte, Roy Gartner Research:“Event Processing Scenario: Two Ways to Capture the Value of Events”(Gartner SOA Summit 200S).
• @ ITリアルタイムなイベント駆動型ビジネスを実現する「イベントストリーム処理」http://www.atmarkit.co.jp/adfg.onic/apama0611/apama.html,(参照2009年5月8日).
• David Luckham:“The Power of Events”, Addison Wesley (Boston), ISBN-13: 978-0-201-72789-0(2002).
• 星島 洋一: SOAを加速するイベント処理技術の価値!-CEP (複合イベント処理) as“SOA’s next big thing”-, 渋谷テクニカルナイト講演 (2008).

タイトルに関連する用語 (4件)： ビジネス ,  イベント ,  モデリング ,  手法