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J-GLOBAL ID:201002227518641295   整理番号:10A0082986

MgH2,MgH2:TiおよびMgH2:Co化合物の第一原理計算

Ab initio calculations of MgH2, MgH2:Ti and MgH2:Co compounds
著者 (7件):
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巻: 35  号:ページ: 598-608  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウムとマグネシウムベース合金における水素結合の理解は,その将来利用に向けた重要な段階である。本研究では,密度汎関数法(DFT)ベースの局所軌道により拡張したフルポテンシャル補強平面波法計算(FP-APW+lo)を用いて,MgH2とMgH2:TM(TM=Ti,Co)10wt%合金の安定性およびMgH2化合物の水素吸蔵特性におよぼすこの合金の影響について調べた。遷移金属(TM)によって系内で誘起した可能なスピン分極の影響についても考察した。TM-H結合がMg-H結合より強いことが判明したが,それは同時にTM原子周辺の第二配位および第三配位における他の結合を弱め,MgH2化合物の全体の不安定化をもたらす。多数のd-電子によりこの効果はCo合金化に対して顕著となるが,そこではスピン分極は顕著であり,安定化効果を化合物構造に及ぼす。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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