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J-GLOBAL ID:201002227530114390   整理番号:10A0435699

抗体の2種の混合モードの担体との相互作用の機構の研究

Study of the mechanism of interaction of antibody (IgG) on two mixed mode sorbents
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巻: 878  号: 15-16  ページ: 1031-1037  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質,ペプチド,及び他の生体分子を含む粗の生体混合物からの目標蛋白質の精製は,クロマトグラフィーにおける困難な課題である。混合モードのクロマトグラフィーは,この問題を克服するために導入された新規クロマトグラフィー用担体と共に市販のBioProcess担体の全体の生産性を改良する付加的選択性を提供する。HEA HyperCel(n-ヘキシルアミン)とPPAHyperCel(フェニルプロピルアミン)は,工業スケールが可能な混合モードのクロマトグラフィー用担体であり,疎水性と静電相互作用の両方がこの担体で優勢である。本研究は,蛋白質と担体との相互作用の基本的な機構を理解することに焦点を合わせる。緩衝剤濃度,pH,及び温度などのパラメーターを調整して,蛋白質の吸着と脱着条件を研究した。HEA HyperCelとPPAHyperCel担体の動的結合容量をモデル蛋白質としてヒトIgGを用いて調べた。緩衝液中の塩の存在と温度の上昇によって結合が増すので(担体の50-60mg/mL),HEAでのIgGの担体に対する相互作用が主に疎水性であることを本研究は示す。PPAの結合容量は,温度効果と塩の存在とは無関係に担体の50-60mg/mLである。クロマトグラフィー実験から,相互作用は緩衝剤の条件に依存して疎水性,又はイオン性,又は電荷移動機構であることが示される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  抗原・抗体・補体一般 
引用文献 (21件):
  • ARONSON, D. L. Semin. Throm. Hemostas. 1980, 6, 121
  • MALM, B. J. Immunol. Methods. 1987, 104, 103
  • HOFFMAN, W. L. J. Immunol. Methods. 1988, 112, 113
  • CARLSON, K. L. Nat. Biotechnol. 2005, 23, 1054
  • BRADFORD, M. M. Anal. Biochem. 1976, 72, 248
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