文献
J-GLOBAL ID:201002227596550204   整理番号:10A0606148

MSWIボトムアッシュの無機部分の化学的,鉱物学的性質の理解

Understanding the chemical and mineralogical properties of the inorganic portion of MSWI bottom ash
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号: 8-9  ページ: 1509-1520  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この論文では環境中のボトムアッシュの鉱物学的変化について調べた。化学的,鉱物学的バルク組成をX線蛍光(XRF)及びX線粉末回折(XRPD)リートベルト法により測定した。単一ボトムアッシュ粒子を光学顕微鏡,定量的エネルギー分散X線微量解析の走査電子顕微鏡(SEM/EDX)及び電子プローブ微量分析(EPMA)により分析した。SEM/EDX及びEPMAはバルク分析には良い組み合わせであり,アッシュ粒子の迅速で感度の高い多元素分析が行える。新鮮なボトムアッシュはアモルファス(>30wt%)とケイ酸塩,酸化物および炭酸塩のような結晶相(>1wt%)から成っていた。新鮮なボトムアッシュの鉱物組成は明らかに不安定であり,環境条件における鉱物組成平衡へ向けて時間をかけて変化する。時間が経ったボトムアッシュでは,無水石こうやアモルファスの減少が観察され,大気条件下でエトリンジャイト,ハイドロカルマイト,rosenhahniteが形成される。水処理した試料では方解石含量が有意に上昇するが,エトリンジャイトは一部が分解,沈殿プロセスにより変化して石こうとなり,残りは塩素と反応してハイドロカルマイトとなった。石こう及び他のカルシウムを含む鉱物はかなりの量の重金属を取り込むのでボトムアッシュの浸出挙動を抑制した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の石材  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析  ,  ごみ処理  ,  鉱物・岩石・鉱石の化学分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る