文献

J-GLOBAL ID：201002227654005688   整理番号：10A0851896

高靱性RBAOマクロ多孔質膜支持体の作製と性質

Preparation and properties of high toughness RBAO macroporous membrane support

著者 (4件)： LI Gaiye (Coll. of Mechanics and Materials, Hohai Univ., Nanjing 210098, CHN) ,  FAN Yiqun (Coll. of Chemistry and Chemical Engineering, State Key Lab. of Materials-Oriented Chemical Engineering, Nanjing ...) ,  ZHENG Yuan (Coll. of Engineering and Electric, Hohai Univ., Nanjing 210098, CHN) ,  WU Yuping (Coll. of Mechanics and Materials, Hohai Univ., Nanjing 210098, CHN)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 36  号： 7  ページ： 2025-2031  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム酸化物の反応結合(RBAO)は多孔質アルミナを作製する新奇な方法である。この製造法の適用により,セラミック膜用の破壊靱性が大きくてマクロ多孔質なAl₂O₃支持体を作製した。焼結温度とアルミニウム(Al)量によるマクロ多孔質なAl₂O₃支持体の機械的性質への影響,特に破壊靱性の向上について調べた。焼結温度が1200°Cから1600°Cへ増加すると破壊靱性と曲げ強さの増加が認められた。Al量16wt%で,1600°Cで焼結した場合,マクロ多孔質なAl₂O₃支持体の破壊靱性と曲げ強さの最大値は各々2.0MPam^1/2と137MPaであり,添加物無しの支持体に比べて2.0と2.6倍であった。SEM分析から,多くの微細なAl₂O₃粒子が破壊靱性と曲げ強さの増加に有効な網目を形成していた。1mol/Lの硝酸と水酸化ナトリウム溶液による80°Cで168hの腐食試験後の質量減はいずれも1wt%以下であった。そして,曲げ強さは工業用に十分な強度である~40MPaを保持していた。同時にRBAOマクロ多孔質支持体の強靱化機構についても考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルミナ ,  *アルミニウム ,  焼結 ,  セラミック膜 ,  *支持物 ,  *多孔性 ,  反応 ,  結合 ,  *機械的性質 ,  破壊靱性 ,  加熱温度 ,  *添加物効果 ,  曲げ強さ
準シソーラス用語： *RBAO ,  マクロポーラス ,  支持体 ,  *焼結温度

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック材料  (HC04040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 靱性 ,  マクロ ,  多孔質膜 ,  作製 ,  性質