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J-GLOBAL ID:201002227654134801   整理番号:10A1379373

マイクロアーク酸化β-チタン合金上の骨芽細胞成長挙動

Osteoblast growth behavior on micro-arc oxidized β-titanium alloy
著者 (7件):
資料名:
巻: 205  号:ページ: 1624-1629  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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βチタン(β-Ti)合金は優れた物理的性質と生体親和性から整形手術と歯科インプラント用の次世代材料と考えられている。β-Ti合金と骨の一体化を改善するためにβ-Ti合金の表面にマイクロアーク酸化(MAO)技術を使用して二酸化チタン(TiO2)を被覆した。アナターゼ(A)に富む層とルチル(R)に富むTiO2層がβ-Ti上に生成した。試験管内試験を前骨芽細胞(MC3T3-E1)を使用して行い,生体適合性と骨の生成能を調べた。生体親和性は細胞の接着,細胞増殖およびアルカリホスファターゼ(ALP)活性を含む。骨の生成能はオステオポンチン(OPN),オステオカルシン(OCN),およびカルシウム含有量を含む。細胞の形態も観察した。加えて,原料β-Ti,Aに富むTiO2,Rに富むTiO2を日本白ウサギの大腿骨遠位に移植し,4,8および12週間,生体内性能を評価した。実験の結果,TiO2被覆はβ-Tiと良好に接着,成長した。低電圧(350V)負荷ではアナターゼ相が生成し,高電圧(450V)負荷ではルチル相が生成した。結晶構造は負荷電圧の影響を強く受けることを示した。結晶構造にかかわらずTiO2被覆中に多孔質の形態が生成し,β-Tiと比較して著しく優れた骨の生成能を示した。生体内試験と試験管内試験結果は同じ傾向を示した。Rに富むTiO2被覆は生体親和性,骨形成能が優れていた。従って,MAO-処理したRに富むTiO2被覆は,β-Ti合金移植のための新規な表面変性方法として使用可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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医用素材  ,  金属材料へのセラミック被覆  ,  細胞分裂・増殖 
タイトルに関連する用語 (5件):
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