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J-GLOBAL ID：201002227656084259   整理番号：10A1124189

極低温LNG応用のためのオーステナイト系ステンレス鋼の溶接

Welding of austenitic stainless steels for cryogenic LNG applications

著者 (5件)： FRIEDRICH Norbert (Boehler Welding Austria GmbH, AUT) ,  POSCH Gerhard (Boehler Welding Austria GmbH, AUT) ,  TOESCH Josef (Boehler Welding Austria GmbH, AUT) ,  ZIEGERHOFER Johann (Boehler Welding Austria GmbH, AUT) ,  BERGER Walter (Boehler Welding Austria GmbH, AUT)
資料名： Stainless Steel World  (Stainless Steel World)
巻： 22  号： Oct  ページ： 53-54,56-57  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1425A  ISSN： 1383-7184  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LNG(液化天然ガス)応用のためのオーステナイト系ステンレス鋼の溶接部の機械的性質について概観した。LNGに用いる母金属はAISI304L等であり,溶接フィラー金属には308L及び316Lが用いられる。メタンの液化温度は-163°Cであり,溶接部の機械的性質は-196°C(液体窒素温度)で試験される。低温でのオーステナイト鋼の靭性を評価するには横方向膨張と衝撃エネルギーの関係が重要であり,この関係は溶接プロセスに影響される。材料中のデルタフェライト量が高くなると,低フェライト材料に比較して衝撃靭性は著しく低下する。また高温割れを防止するための最低フェライト量が存在する。フェライト量を最適化するために,溶接入熱及びアーク長さ等に注意すべきである。

シソーラス用語： 液化天然ガス ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  溶接 ,  *溶接部 ,  母材 ,  *靱性 ,  極低温 ,  衝突エネルギー ,  δフェライト ,  高温割れ ,  溶接入熱 ,  アーク特性
準シソーラス用語： AISI316L ,  AISI304L

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 極低温 ,  LNG ,  応用 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  溶接