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J-GLOBAL ID:201002227764349331   整理番号:10A0675711

風変わりな対称二量体α,ω-ビス[(4-シアノビフェニル)-4′-イルオキシ]ウンデカン(BCB.O11)に対する円筒サブミクロン閉込め結果

Cylindrical Sub-micrometer Confinement Results for the Odd-Symmetric Dimer α,ω-Bis[(4-cyanobiphenyl)-4′-yloxy]undecane (BCB.O11)
著者 (8件):
資料名:
巻: 114  号: 23  ページ: 7864-7873  発行年: 2010年06月17日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Anopore膜に閉込めた等方相(I)とネマチック相(N)で風変わりな対称二量体α,ω-ビス[(4-シアノビフェニル)-4′-イルオキシ]ウンデカン(BCB.O11)について,広帯域誘電分光法と比熱測定を行った。Anopore膜は直径200μmの円筒細孔を有する純Al2O3からなる。液晶単量体に関する先の研究と異なり,未処理とヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド処理膜はそれぞれ半径方向と軸位閉込めを生じた。アルミナ基板上の二量体配列に関する定性的モデルによってこれらの予期せぬ結果を説明する試みをした。モデルは配座異性体の個体がバルク状動力学に従い,閉込めによって修飾されることを示唆した。このような事実は閉込めに帰属する他の明確な特徴,例えば半径方向と軸位閉込めの両者に対するNからI相転移でのエントロピー変化と因果関係があるように見える。比熱測定は転移温度の低温シフトと同様に広幅化と丸形比熱ピークによっていかにNからI相転移に影響するか示した。しかしながら,これらの修飾は液晶単量体についての類似研究で先に見いだした修飾と本質的に異なることを示した。動的誘電測定は両閉込めにおける異なる分子運動とこれらの運動がバルク二量体に類似した方法でいかに展開するか検出した。誘電測定結果は細孔壁に隣接する表面ピン止め分子層(そこでは分子運動は極めて制限されている)が液晶単量体について以前すでに見いだしたように温度依存であることを示した。
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分類 (1件):
分類
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ネマチック相 
物質索引 (2件):
物質索引
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