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J-GLOBAL ID：201002227778496035   整理番号：10A0195389

臭素化フラノンによる鵞口瘡カンジダ増殖阻害

Inhibition of Candida albicans growth by brominated furanones

著者 (4件)： DUO Miao (Syracuse Univ., NY, USA) ,  ZHANG Mi (Syracuse Univ., NY, USA) ,  LUK Yan-Yeung (Syracuse Univ., NY, USA) ,  REN Dacheng (Syracuse Univ., NY, USA)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 85  号： 5  ページ： 1551-1563  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 構造が体系的に変化した,7種類の臭素化フラノン(BF)と3種類の非臭素化フラノン(NF)を用い,鵞口瘡カンジダ増に対する抗真菌作用を測定し,BF及びNFの構造活性相関を調べた。DNAマイクロアレイを用い,代表的BF,4-ブロモ-5Z-(ブロモメチレン)-3-ブチルフラン-2-オン(BF1)の存在/不在下での鵞口瘡カンジダ遺伝子発現プロフィルを調べた。BF1はストレス応答,NAD(P)Hオキシドレダクターゼ活性及び小分子輸送で機能する32遺伝子をアップレギュレーションし,細胞壁維持に関与する21遺伝子をダウンレギュレーションした。報告された抗真菌薬とBF1とによって引き起こされる遺伝子発現変化では重複する遺伝子が少なく,BF1とアンフォテリシンBとによって誘導される遺伝子は2であり,カスポフンギンとによって抑制される遺伝子は2であった。本結果はBFと他抗真菌薬とが異なる菌類蛋白質又は遺伝子を標的にすることを示した。

シソーラス用語： *ラクトン ,  臭化物 ,  *鵞口瘡カンジダ ,  増殖阻害 ,  *抗真菌作用 ,  構造活性相関 ,  DNAマイクロアレイ ,  応答 ,  NAD(P)Hオキシドレダクターゼ ,  アップレギュレーション ,  ダウンレギュレーション ,  抗真菌薬 ,  *遺伝子発現 ,  生体輸送 ,  細胞壁 ,  アンホテリシン
準シソーラス用語： NADPHデヒドロゲナーゼ ,  ストレス応答 ,  *臭素化フラノン ,  小分子輸送

分類 (3件)： 抗かび薬の基礎研究  (GW17060K) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (3件)： 3-ブチル-4-ブロモ-5-[(Z)-ブロモメチレン]フラン-2(5H)-オン ,  アムホテリシンB ,  カスポフンギン

タイトルに関連する用語 (3件)： 臭素化 ,  鵞口瘡カンジダ ,  増殖阻害