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J-GLOBAL ID:201002227972290103   整理番号:10A0264764

バイオ材料としての部分含フッ素脂質液晶膜の設計と特性化

Design and Characterization of Partially Fluorinated Lipid Liquid-Crystal Membranes as Biomaterials
著者 (4件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 206-216  発行年: 2010年03月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは膜蛋白質再構成基材などのバイオ材料として適した種々の部分含フッ素脂質群(I)の設計・開発を行ってきたが,ここではIの合成とその液晶膜の特性,さらにバイオ材料としての応用可能性について概説した。生体膜脂質に匹敵する幾つかの部分含フッ素脂肪酸並びに長い疎水性鎖(C18)を有するリン脂質を容易かつ良好な収率で合成する方法を開発し,それら部分含フッ素脂肪酸並びにリン脂質の空気-水界面での崩壊圧力(平衡拡張圧;単分子膜安定性)から,疎水性鎖の部分フッ素化よりそれらの単分子層安定性を十分に改善しうることを明らかにした。C-C三重結合を持つフッ素化りん脂質は水中,室温で安定なベシクルなどの柔構造を形成した。また,部分フッ素化りん脂質は蛋白質再構成,例えば光合成膜蛋白質の再構成,基材にも応用できた。
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分類 (1件):
分類
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脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
引用文献 (51件):
  • KISSA, E. Fluorinated Surfactants and Repellents. 2001
  • MATSUOKA, K. Curr. Opin. Colloid Interface Sci. 2003, 8, 227
  • 小林義郎. フッ素薬学. 2001
  • 日本学術振興会フッ素化学第155委員会. フッ素化学入門 : 先端テクノロジーに果たすフッ素化学の役割. 2004
  • RIESS, J. G. Angew. Chem., Int. Ed. Engl. 1978, 17, 621
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