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J-GLOBAL ID：201002228109739484   整理番号：10A0521417

発癌におけるHox遺伝子とその役割

The Hox genes and their roles in oncogenesis

著者 (2件)： SHAH Nilay (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD, USA) ,  SUKUMAR Saraswati (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD, USA)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 10  号： 5  ページ： 361-371  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホメオボックススーパーファミリーの高度保存サブグループであるHox遺伝子は発生においてアポトーシス,受容体シグナル伝達,分化,運動性,血管新生などの多くの過程を調整する重要な役割を担っている。異常発達および悪性腫瘍にはHox遺伝子発現異常が観察されと報告されていることから,Hox遺伝子発現異常は発癌および腫瘍抑制にも状況によっては重要であると考えられており,Hox遺伝子発現は診断と治療において重要な役割を担っている可能性が高い。さらに,Hox遺伝子発現異常は抗アポトーシス経路活性化を介して発癌の一因となっている可能性が高いと云われている。Hox遺伝子をさらによる理解する目的で,1)癌におけるHox遺伝子の調節解除(1.後成的調節解除,2.時間空間的調節解除,3.遺伝的優性),2)癌におけるHox遺伝子機能,3)Hox遺伝子の臨床的意義と今後の展望を概説した。

シソーラス用語： *発癌 ,  *ホメオボックス遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  細胞生理
準シソーラス用語： 抗アポトーシス

分類 (1件)： 発癌機序・因子  (GE02020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 発癌 ,  Hox遺伝子 ,  役割