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J-GLOBAL ID:201002228196723432   整理番号:10A0077612

慢性リンパ性白血病の病因から治療まで

From pathogenesis to treatment of chronic lymphocytic leukaemia
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 37-50  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: W1368A  ISSN: 1474-175X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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慢性リンパ性白血病(CLL)には他の癌と異なるいくつかの特異な特徴がある。例えば,ほとんどのCLL腫瘍細胞は細胞周期のG0/G1では不活性または停止しており,小増殖コンパートメントが存在しているに過ぎないが,悪性腫瘍細胞の進行的蓄積が最終的に症候性疾患の原因になっている。その発病メカニズムにはCLLの形質転換,進行,進化に重要な微小環境刺激や抗原性駆動などの多様な外的事象および遺伝的事象や後成的事象などの内的事象が関与していることが明らかにされている。このように次第に深まりつつあるCLLに関する生物学的理解に基づき,1)B細胞受容体反応と免疫グロブリン重鎖,2)正常なB細胞対応物,3)CLLの前駆状態としてのモノクローナルB細胞リンパ球増加,4)ゲノム異常と遺伝子変異(1.染色体バンド13q14欠損,2.血管拡張性失調症変異(ATM)(11q22-q23)欠損,3.トリソミー12,4.染色体バンド17p13欠損またはTP53遺伝子変異,5.再発性転移),5)CLLに対する遺伝的感受性,6)CLL病因のエピジェネティック変化,7)T細胞,間質細胞および可溶性因子からなるCLLの微小環境,8)CLLの臨床管理,治療,予後(1.遺伝子型特異的療法,2.治療抵抗のメカニズム,3.p53経路,4.ATMとDNA修復),9)CLLに関す生物学的洞察の治療への転換について概説した。
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分類 (1件):
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血液の腫よう 
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