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J-GLOBAL ID：201002228375341097   整理番号：10A0505024

熱間工具用型鋼仕上ハードターニング中のTiNコーティングCBN工具の摩耗メカニズム

Wear mechanisms of TiN-coated CBN tool during finish hard turning of hot tool die steel

著者 (4件)： DUREJA J S (Punjabi Univ., Patiala, IND) ,  GUPTA V K (Punjabi Univ., Patiala, IND) ,  SHARMA V S (Ambedkar National Inst. Technol., Jalandhar, IND) ,  DOGRA M (SSG Panjab Univ. Regional Centre Hoshiarpur, Punjab, IND)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part B. Journal of Engineering Manufacture  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part B. Journal of Engineering Manufacture)
巻： 224  号： 4  ページ： 553-566  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0712A  ISSN： 0954-4054  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多様な切削条件下で頻発するTiNコーティングCBN工具のハードターニング中の摩耗メカニズムの詳細を調べた。実験用材は,無心焼入れ後焼戻しされた硬度レベルが42,47,52HRCの熱間工具用型鋼の長丸棒を用い,工具はTiNコートCBN-L(ISO:WNGA080408S01030A)を用いた。逃げ面摩耗の成長,例えば逃げ面摩耗率に対する安定摩耗領域での切削速度,送り速度,切込み深さ及びワーク材硬度の影響を分析した。低速切削,低送り及び高ワーク硬度ではアブレージョン摩耗,高速切削では工具とワーク材の構成成分間でのトライボケミカル反応による移着膜,また中間切削速度では構成刃先が形成された。この研究により,多結晶CBN(通称CBN)は工具面上に過剰なワーク材溶着をもたらすので,47HRC以下の工具鋼用途には経済性がないことが判明した。

シソーラス用語： *工具摩耗 ,  工具鋼 ,  切削工具 ,  *CBN工具 ,  焼入鋼 ,  焼戻 ,  硬度 ,  構成刃先 ,  被覆材 ,  被削性 ,  *加工条件
準シソーラス用語： *切削条件 ,  窒化チタン ,  溶着

分類 (2件)： 切削一般  (QC02010V) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 工具 ,  型鋼 ,  仕上 ,  ターニング ,  TiN ,  コーティング ,  CBN工具 ,  摩耗メカニズム