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J-GLOBAL ID：201002228620150960   整理番号：10A0842711

ミトコンドリア標的ビタミンE誘導体はマウスの肝臓酸化ストレスを減少し,脂肪沈着を阻害する

A Mitochondria-Targeted Vitamin E Derivative Decreases Hepatic Oxidative Stress and Inhibits Fat Deposition in Mice

著者 (7件)： MAO Gaowei (Iowa State Univ., IA) ,  KRAUS George A. (Iowa State Univ., IA) ,  KIM Ikyon (Iowa State Univ., IA) ,  SPURLOCK Michael E. (Iowa State Univ., IA) ,  BAILEY Theodore B. (Iowa State Univ., IA) ,  ZHANG Qijing (Iowa State Univ., IA) ,  BEITZ Donald C. (Iowa State Univ., IA)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 8  ページ： 1425-1431  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミトコンドリア(Mt)のアコニターゼは最も酸化損傷を受けやすく,その酸化損傷は肥満につながるといわれる。ミトコンドリア標的ビタミンE誘導体(MitoVit E)はトリフェニルフォスフォニウムカチオンと結合することによりMtの脂質二重膜を簡単に透過し100~1000倍蓄積する。7週齢C57BL/6雄マウスに高脂肪食(HF:35%)を5週間投与後,低脂肪食(LF:4.5%)または中脂肪食(MF:15.5%)に切り替え,MitoVit E(40mg/kg体重;E群)または溶媒(10%エタノール/0.9%食塩水;C群)を1日おきに5週間胃ゾンデで投与した。MF-E群はMF-C群より脂肪組織重量が少なく,肝臓Mtの過酸化水素生成および蛋白カルボニルレベルが有意に低かったが,筋肉Mtのアコニターゼ活性や肝臓脂肪酸シンターゼ発現に影響はなかった。MitoVit Eは酸化ストレスと脂肪蓄積を軽減する。

シソーラス用語： *ビタミンE ,  *生体物質類似体 ,  肝臓 ,  酸化ストレス ,  *酸化防止 ,  *肥満 ,  生体内蓄積 ,  マウス ,  雄性 ,  高脂肪食 ,  胃内投与 ,  脂肪組織 ,  アコニターゼ ,  脂肪酸シンターゼ ,  遺伝子発現 ,  ミトコンドリア ,  低脂肪食 ,  食餌効果 ,  薬理作用
準シソーラス用語： *ミトコンドリア標的ビタミンE誘導体 ,  筋肉ミトコンドリア ,  抗肥満作用 ,  脂肪蓄積 ,  体組成

分類 (2件)： ビタミンE  (EB07060S) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

タイトルに関連する用語 (8件)： ミトコンドリア ,  標的 ,  ビタミンE誘導体 ,  マウス ,  肝臓 ,  酸化ストレス ,  脂肪沈着 ,  阻害