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J-GLOBAL ID:201002228816030408   整理番号:10A0674006

暗号を目的とするための難読化

Obfuscation for Cryptographic Purposes
著者 (3件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 121-168  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: T0627A  ISSN: 0933-2790  CODEN: JOCREQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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難読化についてはいくつかの定義が存在する。しかしながら,認証目的の点関数の難読化など,特定用途に限った場合でさえも,要件の大半は非常に満たしにくい。本研究では,難読化定義についての二つの新しい変種を提案し研究する。その定義はシミュレーションベースのものであり,効率的に偽の難読化を作り出すことができるシミュレータと,また,難読化関数の選択に関する平均的なセキュリティを必要としている。提案する定義は次のような特徴を有する。1)有用性:セキュアな秘密鍵暗号方式の暗号関数をセキュアに難読化することは,セキュアな公開鍵暗号方式の実現につながる。2)達成可能性:難読化可能な秘密鍵暗号方式は存在する,また,一様・無作為に選ばれた点関数は,提案する定義の弱いもので簡単に難読化できる。3)総称的な不可能性:難読化不可能な秘密鍵暗号方式も存在する。更に,提案する定義では,疑似ランダム関数を難読化することができない。本研究の結果は,総称的な不可能性は避け得ないが,特定用途を考えた場合には,役に立つ合理的な難読化定義が可能であることを示している。また,スタンダード・モデルにおける点関数の難読化に対応できない一方で,ランダムオラクル・モデルなどに肯定的な結果を出すという興味深い謎も提供している。
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分類 (2件):
分類
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符号理論  ,  計算理論 
タイトルに関連する用語 (2件):
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