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J-GLOBAL ID:201002228852563633   整理番号:10A0582051

自己組織化ポリアニリンナノチューブとナノリボン/二酸化チタンナノ複合材料

Self-assembled polyaniline nanotubes and nanoribbons/titanium dioxide nanocomposites
著者 (5件):
資料名:
巻: 160  号: 11-12  ページ: 1325-1334  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0123B  ISSN: 0379-6779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸添加なしで4.5nmサイズのコロイド状二酸化チタン(TiO2)ナノ粒子の存在下,水性媒体中ペルオキシ二硫酸アンモニウム塩によるアニリンの酸化重合により,自己組織化ポリアニリン(PANI)をナノチューブをナノリボンを随伴して合成した。各種初期アニリン/TiO2モル比で調製したPANI/TiO2ナノ複合材料のモルホロジー,構造および物理化学的特性を,走査(SEM)および透過(TEM)電子顕微鏡法,FTIR,Ramanならびに誘導結合プラズマ発光(ICP-OES)分光法,元素分析,X線粉末回折(XRPD),導電率測定および熱重量分析(TGA)によって研究した。PANI/TiO2ナノ複合材料の電気伝導率は,1から10までアニリン/TiO2モル比を増加することによって,3.8×10-4~1.1×10-3Scm-1にまで範囲が増加した。PANI/TiO2ナノ複合材料のモルホロジーは,初期アニリン/TiO2モル比に有意に依存した。アニリン/TiO2モル比10を使用して合成されるナノ複合材料のモルホロジーにおいては,ナノシートを伴うナノチューブが優先した。アニリン/TiO2モル比5で合成されるナノ複合材料は,ナノチューブ(外径30-40nm,内径4-7nm)とナノロッド(直径50-90ナノメートル)のネットワークから成る。そして,ナノリボン(厚み,幅および範囲の長さはそれぞれ50-70nm,160-350nmと~1-3μm)を伴う。アニリン/TiO2モル比2で合成されたPANI/TiO2ナノ複合材料は,ナノチューブを伴う多面体サブミクロメータ未満の粒子を含む。他方アニリン/TiO2モル比1で調製されたナノ複合材料は,凝集ナノファイバー,サブミクロメータ未満およびナノ粒子から成る。PANI,線形および枝分かれPANI鎖ならびにPANI/TiO2ナノ複合材料のフェナジン単位のエメラルジン塩型の存在は,FTIRとRaman分光法によって証明した。全PANI/TiO2ナノ複合材料で,PANIマトリックスの熱安定性改善が観測された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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単独重合  ,  充填剤,補強材 
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