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J-GLOBAL ID:201002229088371470   整理番号:10A1382439

ローレル(Laurelia sempervirens)とウィンターズバーク(Drimys winteri)の葉と樹皮から得た精油の撥水性とコクヌストモドキ(Tribolium castaneum)に対する毒性

Repellency and toxicity of essential oils from the leaves and bark of Laurelia sempervirens and Drimys winteri against Tribolium castaneum
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 405-410  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,ローレル(Laurelia sempervirens)とウィンターズバーク(Drimys winteri)の葉と樹皮から抽出された4つの精油の,重要貯蔵食品害虫コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)に対する防虫作用と接触および燻蒸毒性について報告した。4つの供試油は,濾紙上での試験においてコクヌストモドキに対して極めて強い防虫作用を示した。4時間の曝露後,ローレル油は0.032μl/cm<sup>2</sup>の低濃度で90%以上の撥水性を示した。一方,ウィンターズバーク油は3~10倍高い濃度にしないと同程度の撥水性を得られなかった。両種の油は局所使用もしくは燻蒸処理によってコクヌストモドキに対して毒性を示した。ローレル油の局所使用によるLD<sub>50</sub>値は39~44μg/mg(昆虫)であった。ウィンターズバーク油の場合は,75~85μg/mgであった。燻蒸処理によって,ローレル油のLC<sub>50</sub>は1.6~1.7μl/l(空気)で,ウィンターズバーク油の場合は9.0~10.5μl/lであった。また,供試害虫の50%をローレル油によって3.0~4.4時間以内に100<μl/lで殺すことができた。これらの結果を,油抽出物の主要成分に関連づけて議論した。結論として,ローレルの葉と樹皮から得た精油は,その優れた撥水性と殺虫作用から,貯蔵食品害虫の有望な天然殺虫剤として検討できると考えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  植物の生化学 

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