文献

J-GLOBAL ID：201002229110355300   整理番号：10A0452583

京町家の耐震性能評価及び耐震改修手法の研究開発(その3)構造総体としての耐震性能評価を採り入れた京町家改修指針作成の試み

著者 (4件)： 田村佳英 (関西木造住文化研究会) ,  田村佳英 (悠計画研究所) ,  武田眞理子 (関西木造住文化研究会) ,  武田眞理子 (悠計画研究所)
資料名： GBRC (General Building Research Corporation)  (GBRC (General Building Research Corporation))
巻： 35  号： 2  ページ： 4-15  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： F0553B  ISSN： 0285-9246  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報(同誌,Vol.35,No.1,2010)に続く論文である。「構造総体としての耐震性能評価を採り入れた京町家改修指針作成の試み」の継続研究のうち,「熟練伝統技能者の持つ耐震改修ノウハウに関わる共通則の抽出(その1)」の研究成果の概要を抜粋紹介した。1)研究の全体概要,a)研究目的,b)研究方法,c)研究の効果,2)一般診断方式の課題,a)一般診断方式の特徴,b)事例による検証,3)構造総体としての耐震性能評価を取り入れた耐震診断方式の提案,a)京町家方式を補完する耐震要素の評価,b)京町家方式への適用方法の考え方,c)耐震性能の判定方法,4)今後の課題,について概説した。

シソーラス用語： *木構造 ,  *耐震性 ,  *耐震補強 ,  *住宅 ,  性能評価 ,  熟練労働者 ,  古建築 ,  診断 ,  壁 ,  柱 ,  耐荷力 ,  劣化 ,  接合部 ,  点検 ,  柱脚 ,  減衰定数 ,  ノウハウ ,  建築構法 ,  指針
準シソーラス用語： 京町家 ,  耐震診断 ,  伝統建築 ,  伝統的構法 ,  土壁 ,  壁付柱

分類 (3件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  木構造  (RA04020P)

引用文献 (17件)：

• 関西木造住文化研究会,「構造総体としての耐震性能評価を取り人れた京町家改修指針作成に向けて--熟練伝統技能者の持つ耐震改修ノウハウに関わる共通則の抽出--」, 2009.3, 平成20年度京都市木造住宅振興支援事業補助研究,(財) ハウジングアンドコミュニテイ財団助成
• (財) 日本住宅・木材技術センター,「上塗壁・面格子壁・落とし込み板壁の壁倍率に係る技術解説書」, 2004.2
• 村上雅英他,「水平力の耐荷機構に基づく土塗壁の剛性と耐力の算定法に関する提案と検証」, 日本建築学会構造系論文集, 第605号, 2006.7
• 長尾博文他,「既存木造住宅部材の非破壊的手法による残存強度評価の可能性」, 第53回日本木材学会大会研究発表要旨集, p. 99.2003
• 西澤英和,「伝統木造建築に学ぶ」, 建築技術, p. 216の図4, 1997.09

タイトルに関連する用語 (9件)： 京町家 ,  耐震性能評価 ,  耐震改修 ,  手法 ,  研究 ,  開発 ,  改修 ,  指針 ,  試み