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J-GLOBAL ID：201002229209571285   整理番号：10A1542394

基本動作認識による不審行動検知システム

著者 (3件)： 猪俣哲平 (慶応大) ,  萩原将文 (慶応大) ,  木村晃治 (小糸工業)
資料名： 画像ラボ  (Image Laboratory)
巻： 21  号： 12  ページ： 30-36  発行年： 2010年12月10日 
JST資料番号： L2340A  ISSN： 0915-6755  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,屋外駐車場内の動画像から対象の不審な行動を検知するシステムについて解説する。提案システムは,基本動作として定義づけられた人間の基本的な動作の認識を行い,その信頼度の時系列シーケンスを用いて屋外駐車場内の歩行者などが不審な挙動をしていないか検知可能である。具体的には,システムは対象から得られる7種類の特徴量が構成するベクトル空間を元に6種類の基本動作の信頼度を算出する。そして基本動作信頼度を時系列パターン化した信頼度シーケンスを生成し,部分空間法とAdaBoostを用いて得られる対象の不審度と正常度から不審行動の検出を行う。時系列シーケンスに基づく検出手法により,下見行為や車上荒らしのような持続的で比較的動きの少ない行動も不審として検出することが可能となる。(著者抄録)

シソーラス用語： *監視制御システム ,  物体認識 ,  コンピュータビジョン ,  特徴抽出 ,  情報 ,  ベクトル空間 ,  信頼度 ,  *学習アルゴリズム ,  部分空間法 ,  *画像処理システム ,  行動 ,  評価試験
準シソーラス用語： *AdaBoost ,  特徴量 ,  不審行動 ,  *不審行動検知システム

分類 (3件)： パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  人工知能  (JE08000Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 動作認識 ,  行動 ,  検知システム