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J-GLOBAL ID:201002229289107444   整理番号:10A0761336

中国南部の広州市及び香港における室内・室外の窓ガラス表面の炭素質及びPBDEs

Carbonaceous matter and PBDEs on indoor/outdoor glass window surfaces in Guangzhou and Hong Kong, South China
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号: 27  ページ: 3254-3260  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国南部の広州市及び香港の室内・室外の窓ガラス表面から捕集された有機フィルムを分析して,有機炭素(OC),元素状炭素(EC),及びポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs)含有量を定量した。最大濃度のOC,EC及びBDE-209は広州市において見出され,それぞれ10,000μg/m2,2,200μg/m2,及び4,000ng/m2であり,Σ7PBDE(BDE-28,47,99,100,153,154及び183の合計)の最大濃度は香港において見出され,その値は25ng/m2であった。ほとんどの場合,PBDEs濃度は外側のフィルム中の方が内側のフィルムの方よりも大きく,両都市でBDE-209が支配的な同族体であり,このことはPBDEsは主に大気環境から発生し,deca-BDEが主要なPBDEsの消費を説明している。窓ガラス表面上の有機フィルムの成長速度は最初は大きく,後に恒常的な値に達する。成長速度は「バルクフィルム」については2.6~11nm/dayであり,「純粋なフィルム」については0.06~0.92nm/dayであった。窓ガラス表面のPBDEs濃度は成長時間とともに増加せず,窓ガラス表面がPBDEsの光分解の好適な場を提供している可能性が示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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気圏環境汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  その他の建築部分  ,  都市問題,都市防災 

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