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J-GLOBAL ID：201002229327919890   整理番号：10A0398362

トロンビンを検出するためのグラフェン蛍光共鳴エネルギー移動アプタセンサ

Graphene Fluorescence Resonance Energy Transfer Aptasensor for the Thrombin Detection

著者 (5件)： CHANG Haixin (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  TANG Longhua (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Ying (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  JIANG Jianhui (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  LI Jinghong (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 6  ページ： 2341-2346  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ材料はそのユニークな光学特性,電気特性及び触媒特性によって新規センサの開発に適用できる。一方,グラフェンは単一細菌検出のための電気的バイオセンシングにおいて大きな可能性を有している。本研究では染料標識化アプタマアセンブルグラフェンをベースにしたトロンビンを検出するための蛍光共鳴エネルギー移動アプタセンサを開発した。アプタマとグラフェン間の非共有アセンブルに基づく蛍光共鳴エネルギー移動によって染料の蛍光消光が生じるが,グラフェンに対して弱い親和性を有するトロンビンの添加によって,染料をグラフェン表面から遠ざける四重鎖トロンビン複合体の形成によって蛍光が回復した。このグラフェンの高い蛍光消光効率,ユニークな構造及び電子特性のため,グラフェンアプタセンサは緩衝液,血清において高感度と優れた特異性を示した。検出限界は低く,カーボンナノチューブベース蛍光センサよりも2桁も低いものであった。

シソーラス用語： *バイオセンサ ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  *トロンビン ,  核酸 ,  グラファイト ,  積層構造 ,  複合体 ,  四重螺旋 ,  消光 ,  蛍光減衰 ,  蛍光染料 ,  標識法 ,  添加物効果 ,  親和性 ,  緩衝液 ,  血清 ,  検出限界 ,  高感度 ,  グラフェン ,  ナノ材料
準シソーラス用語： アプタマー ,  蛍光消光 ,  アプタセンサ

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  ルミネセンス一般  (BM08091B) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： トロンビン ,  グラフェン ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  アプタセンサ