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J-GLOBAL ID：201002229571404583   整理番号：10A0780517

小さな弾性散乱体の音響逆散乱問題のDORT解法

The DORT solution in acoustic inverse scattering problem of a small elastic scatterer

著者 (2件)： NGUYEN Dinh-quy (Digital Signal Processing Lab, Nanyang Technological Univ., 42 Nanyang Avenue, Singapore 639798, SGP) ,  GAN Woon-seng (Digital Signal Processing Lab, Nanyang Technological Univ., 42 Nanyang Avenue, Singapore 639798, SGP)
資料名： Ultrasonics  (Ultrasonics)
巻： 50  号： 8  ページ： 829-840  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0379B  ISSN： 0041-624X  CODEN： ULTRA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DORT(Decomposition de l’Operateur de Retournement Temporelのフランス語頭文字)方法は散乱媒体中のターゲット上の音波を能動的に検出し,集束させる新しい手法である。この方法では,パルスエコーモードでの散乱データ測定で得た時間反転演算子の不変量を決定する。本文では,小さな金属散乱体の音響逆散乱問題を解くため,DORT方法に基づく手法を提案し,開発する。本提案の手法は,散乱体の位置を推定するだけでなく,非等方散乱の場合における未知金属散乱体の物理特性を決定する。この物理特性は,散乱体の形状(円柱または球),材料(密度),サイズ(半径)などである。理論的および数値シミュレーション結果を調べ,研究して,本提案の手法は未知金属散乱体のこれらの特性の全てを同時に特性化できることを示す。更に,本提案の手法の利点は,複雑な反復方式を避けて直接散乱問題を解くため,計算負荷が小さくなり,高速で実行できることである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *弾性散乱 ,  *音波散乱 ,  *逆散乱法 ,  反転 ,  変換 ,  媒質 ,  パルス反射法 ,  *時間依存性 ,  数値解析 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 散乱問題 ,  時間反転 ,  散乱媒質

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 弾性散乱 ,  音響 ,  逆散乱問題 ,  解法