文献

J-GLOBAL ID：201002229586084887   整理番号：10A0625776

微小重力中の一酸化炭素富化環境中におけるメタノール液滴の消火

Methanol droplet extinction in carbon-dioxide-enriched environments in microgravity

著者 (3件)： HICKS Michael C. (NASA Glenn Res. Center, Cleveland, OH 44135, USA) ,  NAYAGAM Vedha (National Center for Space Exploration Res., NASA Glenn Res. Center, Cleveland, OH 44135, USA) ,  WILLIAMS Forman A. (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Univ. of California at San Diego, La Jolla, CA 92093, USA)
資料名： Combustion and Flame  (Combustion and Flame)
巻： 157  号： 8  ページ： 1439-1445  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0104A  ISSN： 0010-2180  CODEN： CBFMAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微小重力中の静止状態の実験で,1気圧で燃焼する,初期液滴径:1.25~1.72mmのメタノールの液滴の拡散消火を,一定の酸素濃度:21%および窒素バランスで,周囲ニ酸化炭素の種々の濃度で実験的に研究した。これらの実験は国際宇宙基地で行われるべく始められるものに対する先駆として,低重力環境中における火災抑制剤としての二酸化炭素の有効性を理解するための必要性によって動機付けられた。これらの実験で,火炎間距離・液滴径・および火炎放射を時間の関数として測定した。結果によれば,液滴消火直径は,初期液滴径およびニ酸化炭素の周囲濃度に依存した。初期液滴径の上昇は消火液滴径を上昇し,二酸化炭素濃度を上昇することは,消火液滴径を僅かに低下した。これらの結果を既報の理論で推算された臨界Damkoehler数で解釈し,本報では液滴支持繊維に沿う熱伝導の効果および支持するビーズに占められた体積の効果の存在中で適用できるように拡張した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *微小重力 ,  *液滴 ,  *消火 ,  液滴径 ,  消火剤 ,  二酸化炭素 ,  Damkoehler数 ,  一酸化炭素 ,  脂肪族アルコール

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 微小 ,  重力 ,  一酸化炭素 ,  富化 ,  環境 ,  メタノール ,  液滴 ,  消火