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J-GLOBAL ID：201002229703347851   整理番号：10A1335235

英国における人獣共通感染症クリプトスポリジア症 防除への課題

Zoonotic cryptosporidiosis in the UK - challenges for control

著者 (2件)： CHALMERS R.M. (Public Health Wales Microbiology ABM, Swansea, GBR) ,  GILES M. (Veterinary Lab. Agency, Surrey, GBR)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 109  号： 5  ページ： 1487-1497  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cryptosporidium parvumは広範囲且つ豊富な保菌動物を伴う病原性寄生原生動物で,主に幼若家畜に関して臨床的に最も重要な人獣共通感染症クリプトスポリジア症をもたらす。また,C.hominisを含む他のCryptosporidium種及び/または遺伝子型はヒト病原菌として出現することが示唆されている。さらに,Cryptosporidium種のオーシスト期のロバスト性,複数感染ルート,適切な駆虫薬/ワクチンの欠如及び塩素殺菌への耐性がこれらの原生動物防除の課題として存在する。これにより,ヒト症例及び保菌動物における感染単離菌を同定し,伝染を防止するための適切な防御対策を確保する必要性を強調した。この研究において,潜在的保菌生物の人獣共通感染症クリプトスポリジア症について,ヒトへの伝染のリスク,動物関連施設での流行及び防除への対策に関して特に英国の現状を重点的に概説した。

シソーラス用語： *人獣共通感染症 ,  *原虫症 ,  英国 ,  *コクシジウム類 ,  保菌者 ,  遺伝子型 ,  接合子 ,  ロバスト性 ,  薬物耐性 ,  駆虫薬 ,  ヒト ,  家畜
準シソーラス用語： Cryptosporidium hominis ,  Cryptosporidium parvum ,  オーシスト ,  *クリプトスポリジア症

分類 (2件)： 動物の寄生虫病  (FE02030M) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 英国 ,  人獣共通感染症 ,  クリプトスポリジア症 ,  防除