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J-GLOBAL ID：201002229726964939   整理番号：10A0122802

ゾル-ゲル過程によるn-オクタデカンのシリカカプセル化 増強した熱伝導率と性能を持つ新規なマイクロカプセル化相変化材料

Silica encapsulation of n-octadecane via sol-gel process: A novel microencapsulated phase-change material with enhanced thermal conductivity and performance

著者 (3件)： ZHANG Huanzhi (Key Lab. of Beijing City on Preparation and Processing of Novel Polymer Materials, School of Materials Sci. and ...) ,  WANG Xiaodong (Key Lab. of Beijing City on Preparation and Processing of Novel Polymer Materials, School of Materials Sci. and ...) ,  WU Dezhen (Key Lab. of Beijing City on Preparation and Processing of Novel Polymer Materials, School of Materials Sci. and ...)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 343  号： 1  ページ： 246-255  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： n-オクタデカンコアと無機シリカシェルに基づく新規なマイクロカプセル化相変化材料(PCM)を設計し,熱伝導率と相変化性能を増強した。無機供給源としてTEOSを用い,ゾル-ゲル過程により,これらのシリカマイクロカプセルを合成した。Fourier変換赤外スペクトルで,シリカシェル材料がn-オクタデカンコア表面へ効果的に合成されたことを確めた。走査電子顕微鏡画像で,シリカマイクロカプセルが十分明らかなコア-シェル微細構造を持つ球形態を示すことを示唆した。更に,pH2.45で合成したシリカマイクロカプセルは滑らかで緻密な表面を示した。また,これらのマイクロカプセルは大きな粒径範囲7~16μmを示した。広角X線散乱パターンで,シリカマイクロカプセルが明確な2段階で分解し,良好な熱安定性を持つことを示した。コア材料含量とゾル-ゲル過程の反応溶液酸性度の制御により,シリカマイクロカプセル化n-オクタデカンの良好な相変化性能,高いカプセル化効率,良好な反浸透性を実現した。また,マイクロカプセル化n-オクタデカンの熱伝導率は,高熱伝導性シリカシェルの存在に起因し著しく増強された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *マイクロカプセル ,  *多層構造 ,  *材料 ,  *熱伝導率 ,  ゾル-ゲル法 ,  FTIR分光法 ,  走査電子顕微鏡 ,  微細構造 ,  球 ,  緻密化 ,  粒径 ,  X線散乱 ,  大角散乱 ,  分解 ,  熱安定性 ,  酸性度 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  *二酸化ケイ素 ,  *コアシェル構造 ,  *相変化材料 ,  WAXS
準シソーラス用語： *シリカ ,  広角X線散乱

分類 (4件)： 相変化を伴う熱伝達  (PA02040V) ,  合成鉱物  (CD01040K) ,  アルカン  (CF03020I) ,  非金属のその他の熱的性質  (BL05040J)

物質索引 (2件)： n-オクタデカン ,  テトラエトキシシラン

タイトルに関連する用語 (10件)： ゾル ,  ゲル ,  過程 ,  オクタデカン ,  シリカ ,  カプセル化 ,  増強 ,  熱伝導率 ,  マイクロカプセル化 ,  相変化材料