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J-GLOBAL ID:201002229727074031   整理番号:10A1163438

マレーシアのMatangマングローブ河口の堆積物の化学的性質に関連する大潮の低酸素状態

Spring Tide Hypoxia with Relation to Chemical Properties of the Sediments in the Matang Mangrove Estuary, Malaysia
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 325-333  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マレーシア半島のMatangマングローブ森林保護区(MMFR)のSangga Besar河口において,2007年および2008年の4回の大潮の時期に溶存酸素濃度(DO)を測定した。大潮の時期に,ほとんどの河口部分で,低酸素状態(DO<3mg/L)が観察された。部分的に層化された小潮時期には,河口の低酸素状態は,上流,支流およびクリーク領域の地下層に限定され,マングローブ由来の有機物の蓄積および分解により生じた表面沈殿物に高酸揮発性硫化物および低酸化還元電位値が認められた。δ13Cにより検討したところ,クリーク領域の表面沈殿物におけるマングローブ由来の有機物の寄与度は77-87%であることがわかった。一方,沿岸地域では,植物性プランクトンの寄与率が58-68%であることが分かった。以上の結果から,河口の低酸素状態の形成は,大潮の時期における河口水とクリークと支流からの,主に低酸素水の潮汐混合によるものであると考えられ,おそらく,再懸濁沈殿物によって酸素が消費されるのではないかと推定された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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堆積環境,層相  ,  波浪,潮流 
引用文献 (22件):
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