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J-GLOBAL ID：201002229765607698   整理番号：10A0299515

PLP-SECにより検討した水中におけるN-ビニルホルムアミドのフリーラジカル連鎖成長速度論

Free-Radical Propagation Kinetics of N-Vinyl Formamide in Aqueous Solution Studied by PLP-SEC

著者 (8件)： STACH Marek (Polymer Inst., Slovak Acad. Sci., Bratislava, SVK) ,  LACIK Igor (Polymer Inst., Slovak Acad. Sci., Bratislava, SVK) ,  KASAK Peter (Polymer Inst., Slovak Acad. Sci., Bratislava, SVK) ,  CHORVAT Dusan,Jr. (Polymer Inst., Slovak Acad. Sci., Bratislava, SVK) ,  CHORVAT Dusan,Jr. (International Laser Centre, Bratislava, SVK) ,  SAUNDERS Alan J. (Queen’s Univ., Ontario, CAN) ,  SANTANAKRISHNAN Sandhya (Queen’s Univ., Ontario, CAN) ,  HUTCHINSON Robin A. (Queen’s Univ., Ontario, CAN)
資料名： Macromolecular Chemistry and Physics  (Macromolecular Chemistry and Physics)
巻： 211  号： 5  ページ： 580-593  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： D0010A  ISSN： 1022-1352  CODEN： MCHPES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルスレーザー開始重合-サイズ排除クロマトグラフィー(PLP-SEC)により,水中でのN-ビニルホルムアミド(NVF)の遊離ラジカル重合における連鎖成長反応速度定数k_pを測定した。重合は,NVF濃度3~100wt%,重合温度5~60°Cで行なった。希釈水溶液中およびバルク単量体中でのNVFの重合で,k_pが6倍も減少することが見いだされた。溶媒分子とNVF連鎖成長反応の遷移状態構造との間に介在する分子間水素結合と双極子相互作用が,これら観察された溶媒効果の原因であると提唱した。そして,その効果を,非イオン化メタクリル酸とN-ビニルピロリドン(NVP)の水溶液重合での類似の効果と比較した。NVFとNVPのバッチ式水相重合から,2つのモノマーにおける部分変換初期速度の差異は,それぞれのk_p値の差異に相関することがわかった。二次元NMRにより,高温下およびNVFの高濃度下で進行するポリNVF骨格およびホルムアミド基への連鎖移動反応を検討した。

シソーラス用語： *サイズ排除クロマトグラフィー ,  ラジカル重合 ,  *連鎖成長反応 ,  *反応速度定数 ,  反応速度論 ,  遷移状態 ,  水素結合 ,  双極子相互作用 ,  溶媒効果 ,  二次元NMR ,  炭素13NMR ,  重合体 ,  脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  分子間水素結合
準シソーラス用語： *パルスレーザー重合 ,  フリーラジカル重合 ,  ポリ(N-ビニルホルムアミド)

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

物質索引 (3件)： N-ビニルピロリドン ,  N-ビニルホルムアミド ,  メタクリル酸

タイトルに関連する用語 (6件)： PLP ,  水中 ,  N-ビニルホルムアミド ,  フリーラジカル ,  連鎖成長 ,  速度論