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J-GLOBAL ID:201002229891424850   整理番号:10A0994223

マウスの発生と腫瘍抑制にクロマチン蛋白質L3MBTL1は不要である

Chromatin Protein L3MBTL1 Is Dispensable for Development and Tumor Suppression in Mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 285  号: 36  ページ: 27767-27775  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌抑制蛋白質L3MBTL1はヒストンにメチル化依存的に結合するMBTドメイン含有蛋白質ファミリーのメンバーであり,このファミリーのメンバー間で癌抑制の機能がはっきり分担されているが,この蛋白質の機能を調べるため,L3mbtl1のエキソン13~20を欠失してL3MBTL1を蛋白質として発現しないマウスを作成した。このL3MBTL1-/-マウスは正常に発達し繁殖できた。野生型マウスでL3MBTL1は脳で多く発現しているが,ヌルマウスの脳の発達も正常だった。造血系の転写調節因子とされていたが,ヌルマウスのリンパ球や血球の形成も正常だった。ヌルマウスからのES細胞はH4リジン20のメチル化に異常を示さず,クロマチン密度も正常だった。MEF細胞をγ線照射するとサイクリンEの発現低下と細胞周期停止は正常に起きた。ヌルマウスの生存曲線は2年以上追跡してもγ線照射の影響を受けなかった。したがって,マウスの発生と腫瘍抑制にクロマチン蛋白質L3MBTL1は不要であることがわかった。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  分子遺伝学一般 
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