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J-GLOBAL ID:201002229905186680   整理番号:10A0433755

血漿からのサイトカイン除去のためのメソ多孔性カーバイド由来炭素

Mesoporous carbide-derived carbon for cytokine removal from blood plasma
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号: 18  ページ: 4789-4794  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多孔性炭素は血液との良好な生体適合性により体液の精製に使用可能である。最短の可能時間以内で一連の炎症性サイトカインの吸着の能力は敗血症の進行を停止するのに重要なので,吸着速度の改善はサイトカインの効率的な除去を達成するための鍵となる因子である。ここでは,血漿からのサイトカイン,TNF-α,IL-6およびIL-1βを除去するカーバイド由来炭素(CDC)の能力に対する,表面化学を決定する合成温度(600°C~1200°C),炭素粒径(30μm以下から300μm)およびアニーリング条件(Ar,NH<sub>3</sub>,H<sub>2</sub>,Cl<sub>2</sub>,および真空アニーリング)の効果を示す。CDC処理および構造の最適化は吸着速度の2桁の規模の増加を誘導した。<35μmの前駆体粒径,およびNH<sub>3</sub>中でアニーリングしたTi<sub>2</sub>AlCから800°Cで調製したメソ多孔性CDCは,5分および30分で,それぞれ>85%および>95%のTNF-α除去で,1時間以内にTNF-αの大型分子の完全除去を示した。これは,CDC(1時間後の90%のTNF-α除去)および活性炭について以前に報告された結果と比較して,非常に有意な改善である。より小さなインターロイキンIL-6およびIL-1β分子は5分以内に完全に除去可能である。吸着速度のこれらの差異は,制御下多孔性の炭素が蛋白質分子の分離のためにも使用可能であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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