文献

J-GLOBAL ID：201002229951846554   整理番号：10A0913441

繊維界面変異体の構造と特性からのRad51リコンビナーゼの機構に関する洞察

Insights into the mechanism of Rad51 recombinase from the structure and properties of a filament interface mutant

著者 (4件)： CHEN Jianhong (Univ. Vermont Coll. of Medicine, VT, USA) ,  VILLANUEVA Nicolas (Univ. Vermont Coll. of Medicine, VT, USA) ,  ROULD Mark A. (Univ. Vermont Coll. of Medicine, VT, USA) ,  MORRICAL Scott W. (Univ. Vermont Coll. of Medicine, VT, USA)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 38  号： 14  ページ： 4889-4906  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵母Rad51のH352A変異体は一本鎖DNA上で触媒能を持つが塩に関し不安定な複合体を形成した。H352Y変異体は一本鎖DNA上で塩抵抗性複合体を形成したが,ヌクレオチド交換,RPA置換,そして完全長DNA基質との鎖交換に欠損があった。H352Yの2.5Å結晶構造はP6₁対称で高ピッチ(130Å)の立体配座の右巻きらせん繊維を明らかにした。H352Yの触媒コアおよび二量体界面領域はDNAに結合した大腸菌RecAタンパク質のそれに良く似た。H352Y変異はWalker Aモチーフ/Pループのγリン酸結合部位に干渉する部位の隣接サブユニットからPhe187を安定化した。

シソーラス用語： レコンビナーゼ ,  *DNA結合タンパク質 ,  酵母菌属 ,  突然変異体 ,  一本鎖DNA ,  立体配座 ,  *結晶構造 ,  結合部位 ,  界面 ,  表面構造 ,  ヘリックス構造 ,  部位特異的変異誘発 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： *RAD51 ,  界面構造

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 繊維 ,  界面 ,  変異体 ,  Rad51リコンビナーゼ ,  洞察