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J-GLOBAL ID：201002229988295868   整理番号：10A0552621

汚染土壌から分離した新規な土壌細菌によるジフェニルアルシン酸からヒ酸への微生物分解

Biodegradation of diphenylarsinic acid to arsenic acid by novel soil bacteria isolated from contaminated soil

著者 (5件)： HARADA Naoki (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  TAKAGI Kazuhiro (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  BABA Koji (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  FUJII Kunihiko (Kowa Co., Ltd., Ibaraki, JPN) ,  IWASAKI Akio (Kowa Co., Ltd., Ibaraki, JPN)
資料名： Biodegradation  (Biodegradation)
巻： 21  号： 3  ページ： 491-499  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W0249A  ISSN： 0923-9820  CODEN： BIODEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先の大戦時に使用された化学兵器由来の有機ヒ素化合物による地下水汚濁など環境影響がいまだに続いている。ここでは汚染水田土壌から分離濃縮したジフェニルアルシン酸(DPAA)分解菌の特性について検討を行った。代謝産物の特性化のためにLC-ICPMSを適用し,代謝経路について考察を行った。遺伝子解析の結果,分解菌の種族はEnsifer adhaerensに近似することが判明した。また代謝産物としてフェニルアルソン酸ほか3ピークを観察した。さらにフェニルアルソン酸における代謝産物として砒酸の生成が確認できた。

シソーラス用語： 地下水汚濁 ,  *有機ヒ素化合物 ,  化学兵器 ,  土壌汚染 ,  微生物分解性 ,  代謝産物 ,  代謝経路 ,  ヒ酸 ,  窒素固定菌 ,  土壌細菌 ,  ICP-MS分析 ,  芳香族化合物 ,  有機ヒ素酸
準シソーラス用語： *Ensifer adhaerens

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (2件)： ジフェニルアルシン酸 ,  フェニルアルソン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 汚染土壌 ,  土壌細菌 ,  ジフェニルアルシン酸 ,  ヒ酸 ,  微生物分解