抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昭和60年にマイクロコンピュータを用いた電子連動装置が導入されたが,信号機・軌道回路・転てつ機等の現場機器との接続はリレーインターフェース方式であった。その後,現場機器とのインターフェースを電子端末で行うリレーレス方式の電子連動装置が開発された。入出力回路がリレーレス化されたことにより,雷サージによる被害が想定した以上に発生したため,システム全体としての雷害対策の検討と実施が行われた。電子連動装置において今までに発生した雷害の代表的事例を挙げて,雷害対策と施工する上での注意点について述べた。主な対策としては,1)雷サージの侵入を防ぐため,集中監視装置の伝送回線に保安器を追加,2)連動論理部を防護するためDC/DC電源を追加,3)絶縁トランスの1次側と2次側の結束をしない,4)内線と外線を同じダクトに収容しない,などである。