文献

J-GLOBAL ID：201002229996468038   整理番号：10A0333630

炭酸塩貯留層の酸破砕後の生産試験による損傷機構の研究

Study of Damage Mechanism by Production Testing after Acid Fracturing of Carbonate Reservoir

著者 (2件)： ZHANG G-Q. (China Univ. Petroleum, Beijing, CHN) ,  CHEN M. (China Univ. Petroleum, Beijing, CHN)
資料名： Petroleum Science and Technology  (Petroleum Science and Technology)
巻： 28  号： 1/3  ページ： 125-134  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： A0661C  ISSN： 1091-6466  CODEN： PSTEFV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生産試験の間に生じる坑底圧の低下が,地層から坑井に流体の流れを生じ所要試験を実現させるが,条件によって長期に機能する破砕が生じる可能性があり,適切な圧力維持が重要である。一方炭酸塩貯留層では酸破砕が良く使われてきた。本稿では初めに炭酸塩貯留層の酸破砕後に実施する流体排出間のハイドロリックフラクチャ近傍の応力分布を解析し,この酸破砕による地層の損傷機構を研究した。更に炭酸塩貯留層の酸破砕特性と,固体変形と流体流間の結合挙動に基づき,生産試験のための無傷層,エッチング層,支持破砕の3層からなるモデルを提案した。無傷層とエッチング層に対して間隙率変化に関するモデルを作り,破砕導通試験を行い応力による浸透率変化のモデルを得た。特定プロッパントに対して破砕導通と閉止応力間に異なる関係があり,プロッパント埋没による永久損傷の存在を示した。現場適用によりこのモデルの有効性を確認した。

シソーラス用語： 炭酸塩 ,  *石油貯留層 ,  処理 ,  断裂運動 ,  *製造試験 ,  解析 ,  機構 ,  *プロセス解析 ,  *損傷 ,  坑井酸処理法 ,  解析モデル ,  採油 ,  採油鉱場 ,  空隙率 ,  浸透率 ,  油田開発 ,  *坑井試験 ,  検証 ,  現場試験 ,  坑底圧
準シソーラス用語： フラクチャリング ,  モデル検証 ,  間隙率 ,  *酸処理法【坑井】 ,  *生産試験 ,  損傷解析

分類 (2件)： 坑井仕上げ,試験  (UA09040X) ,  油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭酸塩 ,  貯留層 ,  酸 ,  破砕 ,  試験 ,  損傷 ,  研究