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J-GLOBAL ID：201002230002614390   整理番号：10A1045751

鉛によって活性化されたアルミニウムの多層腐食

Multilayer Corrosion of Aluminum Activated by Lead

著者 (8件)： ANAWATI (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  GRAVER Brit (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  NORDMARK Heidi (SINTEF Materials and Chemistry, Trondheim, NOR) ,  ZHAO Zhijun (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  FRANKEL G. S. (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  WALMSLEY John Charles (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR) ,  WALMSLEY John Charles (SINTEF Materials and Chemistry, Trondheim, NOR) ,  NISANCIOGLU Kemal (Norwegian Univ. Sci. and Technol., Trondheim, NOR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 10  ページ： C313-C320  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ほとんどすべてのアルミニウム合金に含まれている微量の鉛が高温アニール時に偏析してナノメートルレベルの膜ならびにナノ粒子を形成し,アルミニウム合金をアノード活性化させ,腐食電位を顕著に低下させることが見いだされ,注目されている。20ppmの鉛を含むアルミニウムを600°Cで1時間アニールしたモデル試料を5重量%食塩水と接触させ,電流-電位測定法,走査電子顕微鏡法,透過型電子顕微鏡法およびin situビデオ観測法によって腐食挙動を調べた。電流-電位測定において観測された2つの酸化ピークの原因を検討し,最初に鉛膜を介して熱酸化膜の下にエッチングが及び,隙間が形成され,次にアルミニウムの隙間腐食が進行するという腐食機構を提案した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  鉛添加合金 ,  焼なまし ,  *超薄膜 ,  *鉛 ,  腐食電位 ,  酸化膜 ,  *腐食機構 ,  偏析
準シソーラス用語： アニール

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鉛 ,  活性化 ,  アルミニウム ,  多層 ,  腐食