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J-GLOBAL ID：201002230015264681   整理番号：10A0875552

腸内ミクロフローラ標的,予防的健康管理のための全身系手法

Whole-body systems approaches for gut microbiota-targeted, preventive healthcare

著者 (3件)： ZHAO Liping (School of Life Sciences and Biotechnology, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai Center for Systems Biomedicine ...) ,  SHEN Jian (School of Life Sciences and Biotechnology, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai Center for Systems Biomedicine ...) ,  SHEN Jian (Bioinformatics Center, Key Lab of Molecular Systems Biology, Shanghai Institutes for Biological Sciences, Chinese ...)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 149  号： 3  ページ： 183-190  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトは表現型を支持する,遺伝的固有ヒトゲノム(25000遺伝子)と環境獲得ヒトミクロビオーム(百万遺伝子以上)の2ゲノムを持つ超生物である。2ゲノムは健康を維持するためのホロゲノムとして調和した統合として作用しなければならない。栄養素はミクロビオームと健康表現型を直接に調節する上で重要な役割を担う。バランスに乏しい食事は腸内ミクロフローラを健康のためのパートナーから慢性疾患での「病原体」に変え,蓄積した証拠は食事破壊腸内ミクロフローラによって誘導された軽度の全身性及び慢性炎症のため肥満及び関連代謝性疾患を発症するとする新仮説を支持する。腸内ミクロフローラがヒト大域的代謝に強く組込まれるため,尿代謝産物の分子プロフィリングが腸内ミクロフローラの生理学的機能に対する新しい窓を提供できる。このため腸内ミクロフローラ及び尿代謝産物変化は宿主ゲノム情報のみより2ゲノムと環境との相互作用の結果に基づくヒトの健康を測定する利点を持つ全身レベルでの健康の定量的評価及び監視のための新しいシステム手法として採用できる。これら全身レベルシステム方法と連結した大規模集団基礎研究は予想力を持つ病気前バイオマーカーを産生し,このため特異設計食品/食事を用いてアンバランス腸内ミクロフローラの再工学を介して迅速に変化する疾患スペクトルを持つ集団の予防的健康管理を可能にする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ミクロフローラ ,  健康管理 ,  ゲノム ,  栄養素 ,  *肥満 ,  *代謝性疾患 ,  尿 ,  *代謝産物 ,  バイオマーカー ,  食事
準シソーラス用語： ホロゲノム ,  ミクロビオーム ,  *腸内ミクロフローラ ,  *尿代謝産物 ,  *予防的保健医療サービス

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患の診断  (GD05020U) ,  代謝と栄養  (EG03054K) ,  予防医学一般  (GB01010B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 腸内ミクロフローラ ,  標的 ,  予防 ,  健康管理 ,  全身 ,  手法