文献
J-GLOBAL ID:201002230045141320   整理番号:10A1044704

広島県中山間地域におけるイノシシ被害対策としての里守犬導入の試み

著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 194-204  発行年: 2010年07月28日 
JST資料番号: L2586A  ISSN: 0286-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
我が国において,人と野生動物との間に発生している様々な問題については,生物の多様性の確保,自然環境の保全などの多面的かつ総合的に考察することが根本的な解決の糸口となる.近年におけるイノシシ被害の増加原因について安易に単純化して説明することは慎まなければならない.農業形態の変容もイノシシの生息地の環境に大きな変化をもたらしている.野生動物から農作物や家畜を守るために導入されたのが里守犬である.高齢化が進んだ地域では,里守犬の導入は労力の軽減にもつながる.そこで,本論では,広島県北広島町大朝における農作物被害対策犬の導入の効果検証について報告する.検証した結果,犬を係留した結果,採草地に進入する動物の個体数が減少した.このことから,犬を獣害地区へ係留することで農作物に対する被害を軽減することができると思われた.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人文地理学 
引用文献 (11件):
  • 伊沢紘生. サル対策完全マニュアル. 2005
  • 居村純子. 日光における猟犬によるニホンザル野生群の追い上げ実験. 野生生物保護. 1999, 4, 1, 29-39
  • 環境省. 関連資料/法令・基準等/家庭動物等の飼養及び保管に関する基準. http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/rule.html. 2010
  • 小寺祐二. 島根県石見地方におけるニホンイノシシの環境選択. 野生生物保護. 2001, 6, 119-129
  • 木場有紀. 広島県北部におけるイノシシ被害対策としてのガーディングドッグ導入に関する問題点と展望-先進導入事例調査及びアンケート調査より-. ヒトと動物の関係学会誌. 2008, 20, 82-90
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る