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J-GLOBAL ID:201002230140434815   整理番号:10A0469324

インゲンマメ(Phaseolus vulgaris):IgE-結合脂質伝達蛋白質の新給源

Green Bean (Phaseolus vulgaris): A New Source of IgE-Binding Lipid Transfer Protein
著者 (8件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 4513-4516  発行年: 2010年04月14日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)は生物学的に高い価値がある蛋白質類,脂質類および広範囲のビタミン類を有しているために広く消費されている。しかし,豆類アレルギーの問題がスペインおよびインドなどの子供で発生しているが,煮沸したインゲンマメ(GB)に関する食品アレルギー(蒸気および摂食)に関する報告はほとんどない。筆者等はGBを摂取して鼻炎および喘息に罹患した食品アレルギー患者について抗原を特定したところ,IgE免疫ブロット法により生および調理済みGB抽出液中に41kDaおよび70kDaのIgE結合蛋白質を検出した。一方,生抽出液のみであったが,臨床症状を示す47kDaのIgE結合蛋白質を検出した。ここでは,調理したGBを摂取して厳しい副作用が起こった稀(5/104例)な5つのケースについて紹介して真のアレルゲンを調査した。(現在,GBの副作用はマイルドと記載されている。)実験の結果,自家製精製モモ脂質伝達蛋白質(LTP)Pru p3による調理済みGBの免疫ブロット阻害が確認された。5人の患者はGB中の9kDa抗原(LTPに相当する)に反応するIgEを持っていた。この反応性はきわめて稀であるが可能性は存在することが分かった。筆者はGBを「LTP症候群」を発症する食品としてリストに追加する必要があると結論した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜とその加工品  ,  食品衛生一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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