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J-GLOBAL ID：201002230170432892   整理番号：10A0596693

フィードバック制御による小排気量ガソリン機関のアイドリング回転数低減

Decreasing of the Engine Idle Speed of a Small Gasoline Engine with Feedback Control

著者 (4件)： 榎本啓士 (金沢大) ,  福井龍也 (金沢大) ,  前田泰良 (金沢大) ,  中尾仁 (金沢大)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 45  号： 6  ページ： 300-303  発行年： 2010年06月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車のアイドリング時の燃料消費量削減に着目して,アイドリング回転数を低減するためにエンジン回転数のフィードバック方式を開発し,点火時期の制御を行った。実験には,Formula-SAE規格の車両に搭載されている直列4気筒600ccの4ストロークガソリンエンジンを用いた。専用のエンジン制御装置(ECU)を開発し,演算装置にはルネサステクノロジ製M32C/87を採用した。本研究では制御の複雑化に対応できるように,MATLAB/Simulink上でエンジンモデルを構築した。実験では,まずアイドリングの目標回転数を1500rpmとして,ON/OFF制御とPID制御を比較し,後者がより安定であることを確認した。更にPID制御を用い,エンジン回転数に対する燃料消費量を計測し,マップ方式と比較した。また,市街地走行時の燃費への効果を,都市部と都市間に分けて検討した。

シソーラス用語： *自動車 ,  アイドリング ,  *燃料消費率 ,  回転数 ,  *ガソリン機関 ,  フィードバック制御 ,  減少 ,  点火時期 ,  制御装置 ,  プログラムパッケージ ,  シミュレータプログラム ,  モデル ,  オンオフ制御 ,  市街地 ,  走行
準シソーラス用語： ECU ,  MATLAB ,  PID制御 ,  Simulink ,  アイドリング回転数 ,  エンジンモデル ,  回転数低減 ,  ON/OFF制御

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (8件)：

• 谷口正明. アイドリングストップ政策と推進状況. 自動車技術. 2004, 58, 3, 57-62
• 藤井功. 火花点火機関における最適点火時期フィードバック制御方式. 自動車技術会論文集. 1997, 28, 3, 17-21
• Society of Automotive Engineers. 2007 Formula SAE Rules. 2008
• 丸谷武志. ホンダ可変バルブタイミング・リフト機構. 精密工学会誌. 1989, 55, 798-801
• WEEKS, R. W. Automotive Engine Modeling for Real-Time Control Using Matlab/Simulink. 1995

タイトルに関連する用語 (4件)： フィードバック制御 ,  排気量 ,  ガソリン ,  アイドリング回転数