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J-GLOBAL ID:201002230185952310   整理番号:10A1532958

線維芽細胞活性化蛋白質-αを発現する間質細胞による抗腫瘍免疫の抑制

Suppression of Antitumor Immunity by Stromal Cells Expressing Fibroblast Activation Protein-α
著者 (10件):
資料名:
巻: 330  号: 6005  ページ: 827-830  発行年: 2010年11月05日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍の間質は,造血細胞と間葉細胞とから成っており,抗腫瘍免疫に対して抑制的に働く。腫瘍微小環境における線維芽細胞活性化蛋白質-α(FAP)を発現する,間質細胞の免疫抑制機能を明らかにするため,高感度緑色蛍光蛋白質または霊長類ジテリア毒素受容体をコードする,カセットの挿入により修飾した,マウスfap遺伝子を含む,細菌人工染色体を有する2種類のトランスジェニックマウス系を調製した。確立したLewis肺癌で全ての腫瘍の2%のみを占める,FAP発現細胞の枯渇は,インターフェロン-γおよび腫瘍壊死因子-αが関わる機構により,免疫原性のある癌と間質細胞の両方の迅速な低酸素壊死を生じた。膵臓管腺癌の皮下モデルでのFAP発現細胞の枯渇も,増殖の免疫学的コントロールを可能にした。FAP発現細胞は,腫瘍環境での免疫抑制成分である。
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分類 (1件):
分類
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免疫反応一般 

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