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J-GLOBAL ID:201002230279549498   整理番号:10A1608827

燃料電池/二次電池系による発電/エネルギー貯蔵 気体状酸素を伴うMnO2正極の再生

Power generation/energy storage by a fuel cell/battery system: Regeneration of the MnO2 positive electrode with gaseous oxygen
著者 (4件):
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巻: 55  号: 28  ページ: 8771-8778  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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燃料電池/二次電池(FCB)系は,燃料電池としておよび二次電池としてのそれらの二機能性の故に,有望な発電/エネルギー貯蔵系である。二酸化マンガン(MnOOH)をFCB系の正電極として用いて,休止状態および燃料電池作動モード下での酸素ガスによる放電後の二酸化マンガンに必要な充電を調べた。サイクリックボルタンメトリーおよび定電流測定を用いて,電気化学的キャラクタリゼーションを実行した。さらに,電極反応中の結晶構造および化学官能基の変化をX線回折およびFourier変換赤外スペクトロスコピーでモニターした。結果は,二酸化マンガン(MnO2)とオキシヒドロキシドの電気化学的放電によって形成したMnOOHが,ガス状酸素(O2)によってMnO2に化学的に逆変換されることを示した。再充電MnO2はO2供給のある燃料電池のカソードとして使用でき,また,O2供給の無い電気化学的放電も出来る。さらに,MnO2とMnOOH間に均一プロセスが存在する制限範囲内でレドックス反応が維持されれば,充放電サイクル中にMnO2はMn3O4には変換しないことを確認した。この研究の結果は,FCB系はMnO2を正電極として,金属水素化物(MH)を負電極として使用して構築でき,それは,アルカリ性電解質中で,加圧H2を用いて10分以内で理論的容量の70%以上に迅速に充電でき,電気化学的に放電されることを示す。この系は高出力発電効率,高エネルギー密度および高負荷追従性能を持つ。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃料電池  ,  二次電池  ,  電極過程  ,  塩基,金属酸化物 

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