抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,垂直走査型の白色光干渉計測計が有する,高速走査時の機械系の応答性能・過渡応答と,インターフェログラムのサンプリング密度の低減という2つの課題を同時に解決する手法である動的白色干渉法について概説した。本手法の特徴の1つはイメージセンサとして,筆者らの研究室で開発を進めている各画素がロックイン検出の機能を有する時間相関イメージセンサを用いることにある。このイメージセンサを白色干渉計に組み合わせることにより,垂直走査時に参照ミラーを止めることなく一定速度で走査しながらインターフェログラムのサブナイキスト周波数でのサンプリング計測が可能となる。