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J-GLOBAL ID：201002230434564598   整理番号：10A1025837

化学工学年鑑2010 5.分離操作 5.1 吸着・イオン交換

著者 (1件)： 上江洲一也 (北九州市大 国際環境工)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 74  号： 10  ページ： 547,552  発行年： 2010年10月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,国内外の動き,研究・技術動向,今後の展望などについて解説した。国内外の動きについては,吸着・イオン交換に関連する研究は,エネルギー・環境・医療分野における重要な課題に対応して,吸着およびイオン交換機構を明らかにする基礎研究,新規材料の開発,実用化に向けた課題を解決する研究などが展開され,毎年,国内外の学会にて発表されていることを述べた。研究・技術動向については,CO₂の回収材料として,アミノ化シリカとともに,活性炭やゼオライトに次ぐ第3の多孔性材料として注目されている金属-有機構造体と多孔性金属錯体に関する研究が多数報告されていることを述べた。今後の展望については,エネルギー資源と水資源の確保および環境の保全を目的として,吸着・イオン交換分野においては,温室効果ガスであるCO₂,水素やメタンなどのエネルギー関連ガス,希少金属資源,環境水に含まれる有害物質などが,分離対象物質として近年数多く取り上げられており,この傾向は今後も続くと予想されることを述べた。

シソーラス用語： *化学工学 ,  定期刊行物 ,  *分離 ,  *吸着 ,  *イオン交換 ,  日本 ,  世界 ,  研究 ,  技術予測 ,  技術展望 ,  エネルギー ,  環境 ,  基礎研究 ,  実用化 ,  二酸化炭素 ,  アミノ化 ,  回収 ,  金属錯体 ,  多孔性 ,  吸着剤 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  シリカ ,  医療 ,  技術動向 ,  年鑑

分類 (1件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学工学 ,  年鑑 ,  吸着 ,  イオン交換